マカロニ

2005年6月までの本と映画の感想。
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[本]アメリカの夜/阿部和重
アメリカの夜
アメリカの夜
阿部 和重

芥川賞おめでとう記念ということでずっと前に買ってきたものを引っ張り出して読んでみました。ようやく阿部和重デビューを果たしましたよー。まるで物語のついたレポートみたいだなーと思えるくらい正直堅くて読みづらい文体だったと思う(少なくとも読みやすくはないよね)しもうブルース・リーが出てきた時点(1ページ目)で早くも挫折しそうになりましたけど、そこをこえたらあとは結構すらすら読めました。いや、すらすらというよりはこの小説のパワーに押されて勢いで読んでしまったといった方がいいかも。うん、この小説にはデビュー作特有の(全力を尽くして自分が本当に伝えたいことを書いてるって感じの)パワーがあると思います。
難解な部分も多少ありましたけど私は普通に面白いと思ったしかなり共感できました。自分を特別な存在だと思いたい気持ちは私にもすごくあるので。まぁ私は唯生くんと違って本当にひっそりと思うだけで終わってしまいますけどね。だから行き着くところまで行ってしまった(どうなったのか気になった人は読んでみたらいいと思う!)唯生くんはある意味すごいと思います。そして特別な存在となるべく頑張っていた唯生くんは真剣なのにとっても可笑しくて素敵でした。まぁ本当に真剣にやってる人って傍から見るとそんなもんだよね。
読み終わった後「何でこの人今頃芥川賞取ってるんだろうなー」って思いました。絶対もっと早く取っててもいいはず、だ!!まぁ芥川賞の定義みたいなものが私には分からないので何とも言えないですけど。あとこの作品の解説を読んで前々から読みたいなーとは思っていた中原昌也を読まなければならない気になったのでいつか読もうと思います。でもあの人の文章もとっつき辛そうな予感。
かすもり : 本(〜2005年6月) : 00:04 : comments(0) : trackbacks(0)
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