マカロニ

2005年6月までの本と映画の感想。
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[本]四日間の奇蹟/浅倉卓弥
四日間の奇蹟
四日間の奇蹟
浅倉 卓弥

このミス大賞受賞作品、ってことで読む前は(いや最初の方読んでる時もだけど)てっきりミステリだと思ってました。でもどうやら違うらしいよ。ファンタジーですって。
とりあえず内容にも文章にもすごーく頭のよさそうなオーラが出ていて、頭のいい人が書いた小説だなぁと思いました。さすが東大!文章は上手かったし、全体的な流れも「奇蹟」の内容も、ありきたりではあるけれどなかなかよかったと思います。でも残念なことに、いまいち感情的な部分が上手く書けていなかったように思えました。いや、感情的な部分、というより「涙」が上手く扱えていなかったという方が正しいかも。何というか登場人物を意味なく泣かせすぎなんですよね。特に何の意図もなしに「ここの部分は悲しそうな場面だからとりあえず泣かせておけばいいや」と思ってかるーく泣かせている感じがあったので、読んでいてちょっと醒めてしまいましたよ。涙はもっと慎重に使って欲しいです。あと登場人物を喋らせすぎなんじゃないかなーとも思いました。そのくせ作品の中に『言葉はやはり言葉でしかない』とかいう文章があったりして、「言葉でしかないのならそんなに人物に喋らせなくてもいいんじゃ…」とつっこまずにはいられなかったです。もしそのつっこみが欲しくて(というか自分でも喋らせすぎてるなーと思って)意図的にこの文章を挿入していたのならかなり尊敬しますよ、浅倉さん!
涙が上手く扱えていないと思えてしまったのが私としては結構致命的(どうやら私はすごく涙にこだわるタイプらしい)だったんで「これいいよ!」と大声で触れ回ることはできないですけど、まぁ全体としては嫌いじゃないので次の「君の名残を」に期待。

あ、いい忘れてたけど千織がめちゃめちゃかわいいです!!らぶ!!
かすもり : 本(〜2005年6月) : 00:22 : comments(0) : trackbacks(0)
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