マカロニ2022-09-19T16:45:23+09:002005年6月までの本と映画の感想。JUGEM[本]つきのふね/森絵都http://pio.jugem.cc/?eid=2972005-06-08T03:51:54+09:002005-09-18T19:22:06Z2005-06-07T18:51:54Z
つきのふね
森 絵都
自分だけがひとりだと思うなよ!
死ぬことと生きることについて考えてた。どっちがいいか、どっちがらくか、どっちが正解か。今までずっとそういうこと、考えてきた気がする。
あたしはちゃんとした高校生になれるのかな。
ちゃんとした大...かすもり本(〜2005年6月)
つきのふね
森 絵都
自分だけがひとりだと思うなよ!
死ぬことと生きることについて考えてた。どっちがいいか、どっちがらくか、どっちが正解か。今までずっとそういうこと、考えてきた気がする。
あたしはちゃんとした高校生になれるのかな。
ちゃんとした大人になれるのかな。
ちゃんと生きていけるのかな。
とりあえず、この文章に惹かれた人は読んでみればいいと思う。
面白かったですよ。切なくて。泣かされたし。
展開がスピーディーだし読みやすいのでさくさく読めます。
「カラフル」同様、漫画みたいな感覚で読めてしまうのが魅力。
うーんでも、漫画みたいな感覚で読んでしまったからなのかなぁ。引き込まれる内容ではあったし、「面白かった」とは自信を持って言えるのだけれど、いまいち思い出せないんだよね。どういったところが切なくて、どういったところに泣かされたか。
まぁでも、今これを書いているのが9月19日。そしてこの本を読んだのが6月8日。正直、読んだ直後の感想なんて覚えているはずがない訳で(…)。
ハイ、頑張って早めの更新を心がけます…。]]>[本]少年アリス/長野まゆみhttp://pio.jugem.cc/?eid=2962005-06-08T03:40:16+09:002005-09-18T18:40:44Z2005-06-07T18:40:16Z
少年アリス
長野 まゆみ
とにかくきれいな、美しい小説だなぁと思いました。
悪い言い方をするとそれしか思うことがない、とも言えるのだけど。
娯楽的な小説ではなくて、幻想的な雰囲気に酔うための小説、という感じ。かすもり本(〜2005年6月)
少年アリス
長野 まゆみ
とにかくきれいな、美しい小説だなぁと思いました。
悪い言い方をするとそれしか思うことがない、とも言えるのだけど。
娯楽的な小説ではなくて、幻想的な雰囲気に酔うための小説、という感じ。]]>[本]今夜は眠れない/宮部みゆきhttp://pio.jugem.cc/?eid=2952005-06-05T13:49:52+09:002005-09-18T18:31:33Z2005-06-05T04:49:52Z
今夜は眠れない
宮部 みゆき
初宮部みゆきだったんですけども、とりあえず読んで思ったのはこの人はエンターテイナーなんだなーってことでした。もっとリアルな話を書く人だと思ってた。内容はミステリです。いや、ミステリと言い切ってしまえるほど本格的ではない...かすもり本(〜2005年6月)
今夜は眠れない
宮部 みゆき
初宮部みゆきだったんですけども、とりあえず読んで思ったのはこの人はエンターテイナーなんだなーってことでした。もっとリアルな話を書く人だと思ってた。内容はミステリです。いや、ミステリと言い切ってしまえるほど本格的ではないかもだけど。楽しいほのぼのミステリ。面白いのはもちろん、読みやすいのでさくさく読めるし、変な描写(グロいのとか?)もないので小学生とかにもオススメしたい感じ。「あー、こういう展開でくるか!」とか「あー、ここでこの人物を出すか!」とか色々と驚かせてくれるので最後まで飽きませんでした。
読みながらきっとこの人は登場させた人物を余すことなく使ってくれるんだろうなー、無駄な人物は出さないんだろうなーと思っていたのですが、案の定だったので嬉しかったです。さすがエンターテイナー。
どの人物も魅力的だったのですけど、私は島崎が好きすぎてしょうがなかったです。捻くれクールメガネ最高。
都会のトム&ソーヤ〈1〉
はやみね かおる
あと、「今夜は眠れない」を読んでから本屋でぼけーと見ていて、雅男と島崎のコンビのイメージはこのイラストの2人にぴったりだなーと思ったのでついでに貼っておきます。これもいつか読みたい。]]>[本]ハッピーロンリーウォーリーソング/枡野浩一http://pio.jugem.cc/?eid=2942005-06-04T11:14:48+09:002005-08-01T13:44:59Z2005-06-04T02:14:48Z
ハッピーロンリーウォーリーソング
初枡野浩一。というか初歌集。
私が現代短歌というものに興味を持ったのは穂村弘のある歌*1がきっかけだったんですけど、枡野浩一のが私の好きそうな歌を詠みそうだなーと思ったので、ハッピーロンリーウォーリーソングを買ってみ...かすもり本(〜2005年6月)
ハッピーロンリーウォーリーソング
初枡野浩一。というか初歌集。
私が現代短歌というものに興味を持ったのは穂村弘のある歌*1がきっかけだったんですけど、枡野浩一のが私の好きそうな歌を詠みそうだなーと思ったので、ハッピーロンリーウォーリーソングを買ってみました。ってそう思ったのは前に枡野さんが「週刊ブックレビュー」に出演した時に薦めてた本がことごとく私のつぼをついたものだったから、ていう単純な理由なんですけど。
でもその読みは見事に当たりまして、すごく素敵な歌集でしたよー。心に突き刺さってくるような歌が多くてすごくつぼでした。あと言葉がストレートなのがまたよかったです。ストレートなだけにガツンと来る感じ。
うーん、色んな人の歌集をもっと読みたいなぁ。
*1:体温計くわえて窓に額つけ「ゆひら」とさわぐ雪のことかよ て歌です。想像するとかなり素敵なシチュエーションですよっ!]]>[本]名古屋嬢ライフ/世木みやびhttp://pio.jugem.cc/?eid=2932005-06-02T03:04:54+09:002005-08-01T13:06:29Z2005-06-01T18:04:54Z
名古屋嬢ライフ―そのゴージャスでパワフルな生き方
世木 みやび
名古屋嬢の分析の本かと思って読んでしまったのですけど、読んでみたら単なるエッセイでした。しかもかなり微妙な。どれくらい微妙かというと「名古屋嬢は〜」てフレーズは全て「私は〜」に直して欲し...かすもり本(〜2005年6月)
名古屋嬢ライフ―そのゴージャスでパワフルな生き方
世木 みやび
名古屋嬢の分析の本かと思って読んでしまったのですけど、読んでみたら単なるエッセイでした。しかもかなり微妙な。どれくらい微妙かというと「名古屋嬢は〜」てフレーズは全て「私は〜」に直して欲しかったくらいの微妙さです。そうしてくれればまだ普通に読めたのに。あのフレーズのお陰で妙に捻くれた読み方をしてしまった気もします。私は「あーあるある!」て思えることを期待して読んだのですけど、「ねえよ!」て思うことの方が多かったです。残念。いや、もしかしたら当たってる部分もあったのかもしれないですけどそれを認めたくなくなるような何か*1を持った本でした。うーん、読みやすかったのが唯一の救いかな。
何だか今回はかなり厳しめの感想になってしまいました。うう、申し訳ない。でも名古屋人の視点から見るからこそ、これってどうなのよ、と思う部分が多くて…!とりあえず正月に特大エビフライなんて食べないよ!
*1:多分その何か、というのはエラそうなくせに妙に浅い(知性がない感じの)印象を与える文章なのではないかなーと思います。もしかしたらこういう文章書いてこそ名古屋嬢!なのかもしれないけれど。そうだったら微妙だなぁ。]]>[本]恋愛力/斎藤孝http://pio.jugem.cc/?eid=2922005-06-01T01:03:49+09:002005-07-16T14:28:07Z2005-05-31T16:03:49Z
恋愛力―「モテる人」はここがちがう
はてなコピーで逃げようと思ったのですが書きたいことも見つかったので追加。
【はてなコピー】
何故かここ最近齋藤孝を読みまくっているのですが、今まで読んだ齋藤孝の著書のなかでは1番軽くて読みやすくて面白かったです。...かすもり本(〜2005年6月)
恋愛力―「モテる人」はここがちがう
はてなコピーで逃げようと思ったのですが書きたいことも見つかったので追加。
【はてなコピー】
何故かここ最近齋藤孝を読みまくっているのですが、今まで読んだ齋藤孝の著書のなかでは1番軽くて読みやすくて面白かったです。ためになるというよりは読み物として楽しめた感じ。本の話(村上春樹とか電車男とか)がたくさん出てきたので私としてはうはうはでした。
この著書はモテる男について書いているので、男の人が読んだ方が、モテる男に対するモテない男(まぁ齋藤さんのことですけども)(ごめん齋藤さん!)の見事なツッコミ分析に共感できたりモテる男はこういうものなのかと何やら発見できたりして楽しいかもしれません。なのでこれはぜひぜひ男の人に読んでいただきたいです。ってこれを自発的に読む男の人がいるかどうかが微妙なところだけど。いるのかしらねー、いないんだろうなー勿体無い。もしちょっとでも気になった、って人いたら立ち読みくらいするといいと思うよ!あ、女の人が読んでも全然楽しいと思います!
【jugem用に追加】
ある時Amazonのレビューの中で「斎藤孝は第二の中谷彰宏」とか言われていたのを見てしまって以来そうにしかみえなくなってしまっているのですけども、中谷彰宏と違って「俺はモテないけど、この人達はモテるよ!まぁ俺はモテないんだけど!」とモテないオーラを出している(もしくはオーラが溢れ出てしまっている)ところがほほえましくて私は好きです。あと冬ソナを褒めてはいるけど実はかなり嫌っていそうなところも彼のモテなさを強調してる感じでお気に入り。「うわ、この人冬ソナきらってんなぁ〜」て感じが文章の端々にみられて読んでてニマニマしてしまいます。ユジンなんて怪物呼ばわりされてたしね。齋藤さん最高。]]>[本]秘密。―私と私のあいだの十二話http://pio.jugem.cc/?eid=2912005-05-31T22:33:38+09:002005-07-06T17:33:40Z2005-05-31T13:33:38Z
秘密。―私と私のあいだの十二話
吉田 修一, ダ・ヴィンチ編集部
まぁ言いたいことは「君へ。」と似たようなことになっちゃいますよね!
作家の名前をみるだけでにまにまできる私にとっては幸せな1冊でした。
相変わらず直筆サインつきです(メッセージはなかった...かすもり本(〜2005年6月)
秘密。―私と私のあいだの十二話
吉田 修一, ダ・ヴィンチ編集部
まぁ言いたいことは「君へ。」と似たようなことになっちゃいますよね!
作家の名前をみるだけでにまにまできる私にとっては幸せな1冊でした。
相変わらず直筆サインつきです(メッセージはなかったと思います)
今回はテーマの決まってない小説なので作家によって全く内容が違います。
って「君へ。」も同じテーマのなかで十分個性が現れてたんですけどねーー。
正直言ってハズレがないのでぜひおすすめです。まぁハズレがあったとしても5,6ページのことなんで難なく流せますし。作家もベテランやら期待の新人やらバラエティに富んでていい感じなのでぜひどうぞ。]]>[本]原稿用紙10枚を書く力/齋藤孝http://pio.jugem.cc/?eid=2902005-05-31T03:39:14+09:002005-07-02T18:35:31Z2005-05-30T18:39:14Z
原稿用紙10枚を書く力
斎藤 孝
うん、なんか齋藤孝の本だなぁ、って感じでした。
役に立つ部分もあり、役に立たない部分もあり。そんな感じです。
正直なところ何が書いてあったかあまり覚えてなかったり…!
でもamazonさんのレビュー見てたら何か思い出したので...かすもり本(〜2005年6月)
原稿用紙10枚を書く力
斎藤 孝
うん、なんか齋藤孝の本だなぁ、って感じでした。
役に立つ部分もあり、役に立たない部分もあり。そんな感じです。
正直なところ何が書いてあったかあまり覚えてなかったり…!
でもamazonさんのレビュー見てたら何か思い出したのでもう少し書きます。
これを読めば原稿用紙10枚を書ける能力がつくかどうかはともかく(多分つきません)、作文を書く際に気をつけることはわかると思いました。それなりに役には立つので買ってよかったなぁとは思うけど、でもやっぱり彼が他の著書で言っていること(マップだとか3色ボールペンだとか読書だとか)の寄せ集めになってしまっているのは否めないなぁと思いました。まぁ1人の人間が似たようなテーマで言うことなんて当然限界があるよね。これで齋藤孝の著書に初めて触れる、っていうのだったらそれなりに面白く読めただろうけど、いくらか彼の作品に触れてる私にはあまり新鮮味がなかったです。しかも言いたいことを沢山詰め込んでるから(詰め込みすぎということはないけれども)、1つ1つの言いたいことのパワーも薄まってる気がするし。まぁ読み物、というか娯楽として読むと微妙な感じだけど、実用書としてはいい感じだと思います。って実用書なんだけどね、これ。]]>[本]君へ。―つたえたい気持ち三十七話http://pio.jugem.cc/?eid=2892005-05-29T15:07:48+09:002005-06-29T16:29:25Z2005-05-29T06:07:48Z
君へ。―つたえたい気持ち三十七話
ダ・ヴィンチ編集部
「コミュニケーション」をテーマに、鷺沢萠、山本文緒、北方謙三、宮本輝など、37人の人気作家によるとびきりのエピソードをまとめた作品集。『ダ・ヴィンチ』に掲載した「日本テレコム マンスリーエッセイ」を...かすもり本(〜2005年6月)
君へ。―つたえたい気持ち三十七話
ダ・ヴィンチ編集部
「コミュニケーション」をテーマに、鷺沢萠、山本文緒、北方謙三、宮本輝など、37人の人気作家によるとびきりのエピソードをまとめた作品集。『ダ・ヴィンチ』に掲載した「日本テレコム マンスリーエッセイ」を単行本化。
ほんとね、人気作家と謳われてるだけあって、名前見るだけでにやにやにまにましてしまうような作家さんがいっぱいですよ…!大御所から期待のホープまでよりどりみどりです。しかもエッセイだし!(やっぱり小説よりもエッセイの方が作家自身を身近に感じられるような気がするのですよ!)作家スキーな私には嬉しい限りの1冊でした。37人もいると1人1人の文章量は少なくなってしまうのですけど、その分その作家のエッセンスが凝縮されてる感じだったので物足りなく感じることはなかったです。あとやっぱりどの作家も個性豊かですね!エッセイでしかもテーマが決められているので、内容が似てるかなーっていうのはいくつかありましたけど、同じような印象を受ける(というかイメージがかぶる)作家は1人もいなかったですもん。文体とか全然違うからねー。あの少ない文章量で1人1人がこうも違った色を出せるなんて、やっぱり作家ってすごい。
あと白黒ではあるものの、『ダ・ヴィンチ』に掲載されてた時と同じように各作家の直筆サインとメッセージがついてきててよかったです。ってまぁこれがなかったらこのエッセイの魅力は3割くらいなくなると思うんですけどね。こっちもやっぱり1人1人違ってて「うわーこの人字うまいなー」とか「意外に可愛い字だなー」とか、見てて飽きなかったです。
この中に好きな作家がいるって人には勿論、どの作家もそんなに知らないなぁ、って人でも十分楽しめるしきっと好きな作家が見つかると思うのでおすすめです。もしつまらない話があったとしてもたった数ページだから十分流せますしね。まぁつまらない話なんてなかったですけど!あーでも、欲を言えばもうちょっと新人さん(というか年齢的に若い人)にも書いてほしかったかも。]]>[本]熱帯魚/吉田修一http://pio.jugem.cc/?eid=2882005-05-26T00:53:27+09:002005-06-27T15:56:43Z2005-05-25T15:53:27Z
熱帯魚
吉田 修一
感想メモり忘れたので箇条書きでいきます。短篇集。
・面白すぎて一気に読んでしまいましたよ!!
・今まで読んだ彼の作品の中で1番面白かったです。
・って他は「パーク・ライフ」と「最後の息子」しか読んでない訳だけど。
・どれも後味は...かすもり本(〜2005年6月)
熱帯魚
吉田 修一
感想メモり忘れたので箇条書きでいきます。短篇集。
・面白すぎて一気に読んでしまいましたよ!!
・今まで読んだ彼の作品の中で1番面白かったです。
・って他は「パーク・ライフ」と「最後の息子」しか読んでない訳だけど。
・どれも後味はよくないし痛い部分もあるけど私は嫌いじゃない、ていうか好き。
・何か前に読んだ2冊よりちょっとエンタメ的だった気がする。
・それでは作品ごとに思ったことを箇条書きで。
・「熱帯魚」は吉田修一の要素が沢山つまった作品でした。
・ゲイとかブルーカラーとか奇妙な同居生活とか夏とかね。
・ゲイはちょっと無理やり入れてる感があったけど、まぁいいや。
・この作品は途中から何だか重松清を彷彿とさせられたよ。
・吉田修一と重松清ってどこか似てる気がする(と思うのは私だけだね!)
・あと真実の登場シーンってナボコフの「ロリータ」が元なのかな。気になる。
・「グリンピース」はやばかったです。すごく好き。
・主人公が何故か阿部和重の「アメリカの夜」の主人公と微妙にかぶりました。
・何というかあのキレ具合が唯生くんとかぶるんですよ。
・いきなりプッツンとキレるのはあの年代の作家に共通しているのかしら。
・「突風」は面白いか面白くないかよくわからなかったかも。
・うん、じわじわと面白いかも、と思える感じ。もう1回読もうかしら。
・それにしてもこれのコピーは微妙だなぁ。「クールな青春小説」て。
・まぁ見方によってはそうなるかもしれないけどさ…!
・うーん、吉田修一の作品はあまりコピーをつけない方がいい気がする。
・読む人によってどうとでも受け取れそうだからなぁ、この人の作品は。
]]>[本]小学生日記/hanae*http://pio.jugem.cc/?eid=2872005-05-25T00:49:55+09:002005-06-27T15:50:42Z2005-05-24T15:49:55Z
小学生日記
hanae
実はspoon.のサイトで無料で読めます。(本に載っているのは第13話まで)
子どもが読んでも楽しいし、大人が読めば少し子どもに戻れるようなエッセイ、というか日記。hanae*ちゃんはきっと書くことを楽しんで書いてるんだろうなーという感じがとっ...かすもり本(〜2005年6月)
小学生日記
hanae
実はspoon.のサイトで無料で読めます。(本に載っているのは第13話まで)
子どもが読んでも楽しいし、大人が読めば少し子どもに戻れるようなエッセイ、というか日記。hanae*ちゃんはきっと書くことを楽しんで書いてるんだろうなーという感じがとっても素直に伝わってきたので、楽しく一気に読ませていただきました。
うーん、でも今回はやっぱり小学生だからこそ、って部分(素直さとか色々なことにドキドキできる感じとかそういった子どもな部分)と小学生なのに、って部分(何と言っても文章の上手さ!あと記憶力がすごい…)が上手い具合にミックスされててだからこそ余計に面白かったんだろうなぁ…。うん、これからも活躍して欲しいけど、ちょっと微妙なところ。そりゃこの文章力なら間違いなく今後活躍できるだろうという期待はできるけど、でもやっぱりこういったいつまでもいろんなことにドキドキして素直で、そしてまた、その子どもらしいドキドキ感で読ませてしまうってことはないんだろうなぁ、と思うとちょっと複雑です。まぁ大人になるということはそういうことだから仕方ないとわかってはいるんだけどね。でも何だかんだ言っても彼女にはこれからも文章(できればいつまでも素直な話)を書いていってほしいです。あと引き続き重松清の布教もヨロシク!
とりあえず今回のコラムを本にしたのは正解だと思いました。表紙も凝ってるし。私は本を買ってからネットでコラムがみられるってことを知って「えー」と思ったけど、でも本には賞を受賞した作文とか書き下ろしとかも入ってるので買うだけの価値は断然あると思います。またその作文が賞を受賞してるだけあってすごく上手いんだよね…!
]]>[本]西の魔女が死んだ/梨木香歩http://pio.jugem.cc/?eid=2862005-05-23T00:48:37+09:002005-06-27T15:51:51Z2005-05-22T15:48:37Z
西の魔女が死んだ
梨木 香歩
これぞまさに児童書!って感じの本ですよね。
むむむ、優等生すぎて(いい意味でも悪い意味でも)特に言うことがないなあ…。
うーん、読んでて思ったのは青木和雄の「ハッピーバースデー」からリアルさを引いたものに瀬尾まいこの「天...かすもり本(〜2005年6月)
西の魔女が死んだ
梨木 香歩
これぞまさに児童書!って感じの本ですよね。
むむむ、優等生すぎて(いい意味でも悪い意味でも)特に言うことがないなあ…。
うーん、読んでて思ったのは青木和雄の「ハッピーバースデー」からリアルさを引いたものに瀬尾まいこの「天国はまだ遠く」にほわほわ加減を足したものを足して2でわったような話(なんか色々注文つけてますけど気にしないでください!)だなー、と。他の作品に似てるなんていわれるのは作家さん的にはどうなのかしら、とも思いますけど、でもまさにそんな感じなんですよ。うん、とにかくすごくほわほわしててきれいな話だと思いますよ。きれいすぎてリアルさがいまいち物足りない部分も否めないけど。多分「西の魔女が死んだ」が好きだという人には上で言った2作品も気に入っていただけるんじゃないかなーと思います。「天国はまだ遠く」は主人公が社会人なのでそういう意味ではちょっと大人向け、かな?
そいえば「泣ける」って話も聞いてましたけど残念ながら泣けなかったですねー。というかもし泣けたとしても「涙がこぼれる」くらいがちょうどいいんじゃないかなあ。さすがに「最後の3ページ、涙があふれて止まりません」ってコピーは過剰表現な気が。
]]>[映画]クローサーhttp://pio.jugem.cc/?eid=2852005-05-21T00:45:44+09:002005-06-27T15:46:37Z2005-05-20T15:45:44Z
closer / クローサー
一言で簡単に言ってしまえば男女4人がくっついたり離れたりする映画です。まぁ、結構深い話なんじゃないですか?(曖昧)
私は最初、「ほわーんとした恋愛映画なんだろう」というとんでもない勘違いのもとにこの映画を観てしまったので、予想以...かすもり映画(〜2005年6月)
closer / クローサー
一言で簡単に言ってしまえば男女4人がくっついたり離れたりする映画です。まぁ、結構深い話なんじゃないですか?(曖昧)
私は最初、「ほわーんとした恋愛映画なんだろう」というとんでもない勘違いのもとにこの映画を観てしまったので、予想以上にばんばん飛び交う過激な台詞と展開の移り変わりの激しさとジュード・ロウのおバカっぷりに圧倒されてしまって、観た後は「な、なんだこれ…!」と微妙な感想しか抱かなかったんですけど、よくよく考えてみると結構深くて面白い映画だったかもしれないです。
この映画はある程度予習をしておいてから観た方が面白く観られるんじゃないかなーという気がしました。展開の移り変わりの激しさ、というか一瞬にして数ヵ月後とかに飛んだりするのは舞台が元になっているから、ということを知っておけばそこまで戸惑うことなく観られると思います。まぁ多少びっくりするけど。あと何も考えずに観ると過激な台詞に意識がいってしまいがちになるので(って私だけですかそうですか)そこに惑わされずに観た方がいいかも。私は単に表面上の過激な台詞に意識がいってしまったので「なんだこいつら、ありえねー!」と思ってしまったんですけど、もっと深いところに重点を置いて観れば、実はかなりリアルな(人間が描けてる)作品なんじゃないかなーと思いました。うーん、もう1回ちゃんと観たいなぁ。今みたら前より全然面白く観られる気がする。本当に面白いと思えるにはまだ早い気もするけど。
何か今思ったんですけど、この映画って重松清の世界に似てますよね。痛くて無様で容赦がなくて、だからこそリアルな感じが。特にジュード・ロウのあのかっこ悪さは重松作品の主人公にすごく通じるものがあると思うよ。あとストリップバーのシーンみてたら「幼な子われらに生まれ」のアンジー(風俗嬢)が出てきました。た、単純。
]]>[本]NO.6/あさのあつこhttp://pio.jugem.cc/?eid=2842005-05-16T00:43:09+09:002005-06-27T15:45:18Z2005-05-15T15:43:09Z
NO.6(ナンバーシックス)#1
NO.6(ナンバーシックス)#2
No.6 (#3)
あさの あつこ
またもやあさのあつこですよ。
感想がまとまらないので今回は箇条書きでいきます。
最後の方ちょっとネタがばれてます。ごめんなさい。
・マンガみたいだなーと思いまし...かすもり本(〜2005年6月)
NO.6(ナンバーシックス)#1
NO.6(ナンバーシックス)#2
No.6 (#3)
あさの あつこ
またもやあさのあつこですよ。
感想がまとまらないので今回は箇条書きでいきます。
最後の方ちょっとネタがばれてます。ごめんなさい。
・マンガみたいだなーと思いました。
・展開がスピーディーなので読みやすいです。
・ドキドキするよな展開が目白押しなので一気に読破。
・早く続きがよみたい(#4は夏発売らしいですよ!)
・あさのあつこって色んな引き出しをもってるなーと感心。
・まぁ根底にあるものは一緒だけどね(少年愛!!)
・面白かったですけど、相変わらずホモかったです。
・でもバッテリーよりはホモくなかったと思います。
・いや、まぁやってること考えるとあからさまにNO.6のがホモい訳ですけども。
・でもね、ネズミが中性的だし世界が世界なので許せてしまうのですよ。
・バッテリーは男臭い世界だからねー、際立つんだよね、ホモさが…。
・あ、ちなみに私の中のネズミのイメージはキルアです!!
・それにしても確実にあさのあつこって腐女子要素ありますよね。
・NO.6#3の157ページ読んですごくそう思いました。
・何ていうか、行為じゃなくて演出がね、それっぽいの!!!
・いや、まぁ行為も十分すぎるほどそれっぽいんですけどね!!
・でも私は行為よりその演出に「うわあ…」と薄ら寒いものを感じましたよ。
・だって、●●の後「ぱさっ。どこかで、本の落ちる音がした。」ですよ!!!
・なんだその演出!!!どこの少女漫画だ!!!
・という訳で157ページが気になった人はぜひ読んでみるといいと思うよ!
・あと上で言ってる「それっぽい」がどれっぽいのか期待しちゃう人もどうぞ!
]]>[映画]Shall We Dance?http://pio.jugem.cc/?eid=2832005-05-07T00:31:12+09:002005-06-27T15:38:28Z2005-05-06T15:31:12Z
Shall We ダンス? (初回限定版)
Shall We Dance ? (リチャード・ギア主演)
画像は日本版のDVDですけど観たのはハリウッド版ですよ。あ、観にいく前にちょうどオリジナルがTVでやっていたのでそれも観たけど。23時以降の回で観たので眠くなるかなーと思っていたん...かすもり映画(〜2005年6月)
Shall We ダンス? (初回限定版)
Shall We Dance ? (リチャード・ギア主演)
画像は日本版のDVDですけど観たのはハリウッド版ですよ。あ、観にいく前にちょうどオリジナルがTVでやっていたのでそれも観たけど。23時以降の回で観たので眠くなるかなーと思っていたんですが予想以上に面白くて2時間あっという間でした。ちょっと違う部分もあったけど、殆ど(展開はもちろんセリフまで!)オリジナルと一緒だったのにはびっくり。そしてその違う部分もアメリカらしくてよかったと思います。あと悪いことではないんだけど、ハリウッド版は何だか妙にかっこよくなってしまってるというか皆「ダンスをする」という行為がさまになっていて、日本版に見られた(真面目そうなサラリーマンが社交ダンスにはまるというちぐはぐさから生まれる)滑稽さはなくなってしまってるなーと思えました。まぁでもその滑稽さをハリウッド版に求めるのは自分でも間違ってると思いますけどね。それをハリウッドの人もわかっているからこそ、日本版よりもダンスシーンがクローズアップされている(かっこよさを押し出している)んだと思うし。うん、ハリウッドはハリウッドなりにいいと思うよ!私は日本版のが好きだけど。だって役所広司が好きなんだもーん。それにしてもオリジナルの役所広司が若いだけに、リチャード・ギアは年取ったなぁ…と感じずにはいられませんでした。
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